写真の説明とみ言


奥多摩とブナの木々[み言より]
森の中にいれば心が澄んできます。木の葉がしきりにカサカサする音、風が葦を揺らす音、水場で鳴くカエルの鳴き声といった自然の音だけが聞こえ、何の雑念も感じません。そこで心をがらんと開け、自然を全身で受け入れれば、自然と私は別々のものではなくなります。
自然が私の中に入ってきて、私と完全に一つになるのです。自然と私の境界がなくなる瞬間、奥妙(おうみょう)な喜びにつつまれます。自然が私になり、私が自然になるのです。

『平和を愛する世界人として-文鮮明自叙伝ー』より



三頭山山頂よりのぞむ富士山[ヘッダ写真の説明]
この写真が撮れたのは2009年4月の週末。前日は雨がふり、土曜日は朝から雨が上がるとの予報でした。間違いなく富士山が見えると思って、東京・奥多摩にある三頭山(みとうさん)に登りました。山頂に近づくにつれ、ブナ林の切れ目から雪をかぶったみごとな富士が顔をのぞかせてきました。

奥多摩・百尋の滝東京都と山梨県の県境にもなっている三頭山の西峰山頂にたどり着くと、低く立ちこめた雲海より顔をのぞかせた、幻想的で神々しいまでの富士の姿がのぞめました。山頂に上がってきた人たちが着くやいなや、「うわぁ」と感嘆の声を口々にあげていきます。神様がこの母国である日本を祝福したくて、愛したくてたまらない、そんな思いがしてなりませんでした。神様の愛に満たされて、何枚も写真を撮った中の一枚です。


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