
カンボジアの人々の暖かい心に接して変わった価値観
-カンボジア奉仕修練会に参加して-
成和学生部主催のカンボジア奉仕修練会(カンボジアWhite修練会)が7月31日から8月15日にかけて行われました。私は、調布・成真成和学生部のメンバーの代表として、そのカンボジア奉仕修練会の全日程に参加しました。修練会では、首都プノンペンで何日か過ごしたあと、毎年、一週間の奉仕キャンプをしているプレイベン村に移動しました。ここは日本の成和学生部の中高生が毎年訪れている村であり、村全体で盛大に歓迎をしていただきました。




奉仕修練会の期間中は、毎日テーマが掲げられます。たとえば奉仕キャンプの間だと「価値」「責任」「コミュニケーション」「良心」といった具合です。日々、そのテーマと向き合いつつ、村で奉仕活動をしながら、人々と交流し、神様が願われる人類が一つの家族のように愛し合う世界がどういうものであるかを探求する修練会となりました。
私が行った村での最初の奉仕活動は、川の岸辺を埋め立て、舟着き場を作る作業の手伝いでした。写真にもあるように、見渡す限り平原なので、埋め立てるための土は少し離れたところから、荷車で運びます。そして、岸辺に作った木の土手の内側に土を入れる作業でした。作業を始めてからしばらくすると、雨が降り始め、早めに中断せざるをえませんでした。もっと手伝いたかったのに、残念です。
後で聞いた話ですが、9月から10月にかけて、雨期で雨がとても降るそうです。そうなると、川の水もあふれるほどになり、一つの家には、一隻の舟が必ずあるということでした。
村の家にそれぞれのメンバーがおじゃましました。私は、おじゃました家のお母さんを手伝い、食事の準備を手伝いました。食事のあと、お母さんの肩もみをしてあげました。
家におじゃましているときは、家族の人たちにインタビューしました。「日本人の私たちが来て、どう思うか」と聞いたところ、「毎年楽しみにしている。日本のすばらしい若者たちに会えて、とてもうれしいんだ」と語ってくれました。
村の人々は、思いやりが深く、心が清いばかりでなく、とても情が厚い人ばかりでした。私たちが作業しているときも、休憩時間になると、涼しい日陰に入りなさいと言ってくれたり、川の岸辺での作業もあまり下のほうに行くと危ないよ、と言ってくれました。
子どもたちは、どの子もとてもきれいな目をしていて、明るかったです。小さな子でも、お姉さんが弟の面倒をちゃんとみていたことには、感心しました。
村を離れるときには、みんな涙を流して別れを惜しみました。感謝のメッセージを高校生メンバーの代表が涙ながらに伝え、そのあと歌を歌い、涙の別れとなりました。行かないでほしい、ずっと一緒にいたいと、ともに涙を流しながら、抱き合い、別れを惜しみました。村人が総出で見送ってくれました。来年、次の子たちがこの村を訪れて、奉仕活動するときには、また暖かく迎えてもらえるだろうと思いました。私たちは、村の人々のために尽くそう、愛そうと思ってやってきたのに、逆に心から愛を受けてしまいました。カンボジアの人々の暖かい気持ちを忘れないでいたいと思います。
調布・成真成和学生部のメンバーにはもちろんのこと、全国の中高生に伝えたいことは、ぜひ実際に海外に行って、自分の目で見、自分の力で体験してほしいと思います。私自身、カンボジアの人々と出会い、自分の目で見てきたことで、価値観が大きく変わったように思います。私たちの普段の生活では、当たり前すぎてわかりませんが、日本はすべてにおいて恵まれすぎていると思いました。恵まれていることを素直に神様に感謝できます。また、今回、私たちが受けた恵みと、出会いをこれからの歩みに大きく生かしていきたいと思います。
(談/H.O 高校1年女子)




※成和学生部主催の修練会は、Greenレベル、Pinkレベル、Whiteレベルと分かれていますが、今年度からレベル分けの見直しが行われました。Greenレベルに参加できるのは、年2回実施されるJunior選抜の合格者です。原則としてGreenレベル修練会に2回出た経験者が、Pinkレベル、Whiteレベルの各修練会に参加できます。
Pinkレベルは、統一原理をさらに深く学ぶ、国内での実践活動を目的とします。一方、Whiteレベルは、学習修または、海外での実践修として行われ、フィリピンでの英語修練会、カンボジアでの奉仕修練会などが実施されています。
(参考記事・統一教会公式サイト)
●「カンボジア奉仕修錬会」のレポート 2013.9.9
●「フィリピン英語修錬会」のレポート 2013.9.6