手記:いわき市震災復興ボランティア活動を行って
8月27日(土)、震災復興ボランティア活動の目的で、大人6名、中高生6名の計12名で福島県いわき市に行って来ました。
調布駅南口に朝5時40分に集合、車2台に分乗して6時前には出発しました。常磐道を通り、250kmの道のりを片道3時間ほど運転して、いわき市には9時頃に到着しました。
そもそも、震災復興ボランティア活動に行くことになったきっかけですが、夏休み期間中に、震災で被害を受けた地域のために、何かボランティアをしたいという思いから、呼びかけ合って、活動参加を希望する有志で行くことにした経緯があります。
東日本大震災の被災地は、岩手県、宮城県および福島県が中心ですが、日帰りボランティア活動を前提にすると、宮城県以遠では、片道5時間以上かかってしまうことになり、活動できる時間がほぼなくなってしまうことから、今回は、日帰りで活動できる唯一の場所と言える福島県いわき市で行うことにしました。
今回、私たちが担当した活動内容は、支援物資衣類の仕分けでした。全国から送られてきた衣類を性別・サイズに分け、使えるものと廃棄するものとに分ける作業でした。力のいる作業でもないので、中学生女子でも簡単に行えました。実際に作業したところ、感覚的には7割ほどのほとんどの衣類が廃棄されることになりました。善意で送っていただいた方には、本当にすまないという思いが湧いてきましたし、そしてまた同時に暖かさを感じることができました。
NPO法人の代表者の方からの話で、現地で初めて知ったことですが、原発の風評被害で当初は物資が届かなかったこと、そのうち全国から送られてきた支援物資が、避難所にまで山積みになっていく一方で、行政の担当者では思うように仕分けすることもできず、被災した人たちに十分行き渡っていなかった実情でした。たとえば、200人の被災者がいる避難所に、手元に集まってきた飲料水が100人分しかなかった場合、人数分行き渡らない物資は配らないでおいて、集まるまで待っていたそうです。そのようなことをせずとも、家族で分け合えば、たとえ100人分しかない飲料水でも、その場をしのぐことができたのに・・というような話でした。
支援物資の仕分け作業が終わり、夕方4時前にはボランティア活動そのものが終わりました。ボランティアに参加していた一般の人たちからもようすを聞いていたこともあり、震災時に津波の甚大な被害を受けた海岸沿いの町、久之浜(ひさのはま)町や四倉(よつくら)に行ってみることにしました。
車で20~30分ほど走り、海岸沿いの町に出てみると、全半壊した家屋が多く残り、場所によっては地域全体が壊滅的な惨状で、言葉を失いました。港には、ぐしゃぐしゃに変形した乗用車や漁船などが、一カ所に集められて、そのままの姿になっていました。
今回、震災復興ボランティア活動に参加できたことが本当によかったです。特に、いっしょに参加した中高生たちも、しっかり心に刻まれた貴重な体験だったのではないでしょうか。震災を風化させないために、皆さんにも写真や映像を見ていただくとともに、私たちの体験を聞いて知っていただければと思いました。 (壮年 H.H)
APTF調布 から 東北ガンバレ
- 復興支援ボランティア(1)-衣類の仕分け
- 復興支援ボランティア(2)-衣類の仕分け
- 復興支援ボランティア(3)-作業が終わって
- 被災地(1)-いわき市久之浜
- 被災地(2)-いわき市久之浜
- 被災地(3)-いわき市久之浜
- 被災地(4)-いわき市四倉港






