12月30日(天暦11月18日)礼拝テーマと内容
インターネット礼拝
●説教内容 『今は天宙的な善悪の交差点』 (宋総会長)
※緑色の文字は宋総会長が作成したプレゼンテーション画面に表示されていた内容です。
・今年は信徒の皆さんが使命完遂のために走ってきて今日の日本を元気に迎えることができました。
・昨年2011年に東日本大震災があり、それ以降、日本は大変な日々を過ごしてきました。福島原発も解決するのにとてもむずかしい時間を過ごしてきました。
・こうやって神様と真の父母様の恩恵のおかげで今日を迎えることができたことを嬉しく思います。
・マタイによる福音書第7章7節の「求めよ。さらば与えられるであろう。」のみ言。これは2013年にもっと行かなければならない座右の銘です。
・みなさんは何の思いをもって生きていますか? その思いが神様のみ旨と一致していますか? 必ず結果が現れるでしょう。
■神様が第一アダムとエバを通じて三大祝福をなして創造目的をなそうとしましたが、人間アダム・エバが善悪の果を取って食べ堕落して、神様を配信しエデンの園から逃げていくことにより、サタンを中心とする罪悪世界をなしてしまいました。
■しかし、神様は人間を父子の関係をもって創造し、また人間を永生するよう創造されました。
■それで捨てることができずに、宗教摂理を通じて蕩減復帰摂理歴史をなさざるを得なかったのですが、これが復帰摂理歴史です。
・人間が堕落してしまったが、捨てることはできません。宗教摂理を通して、救うしかありませんでした。
・地上で愛を完成するのが人生の目的です。宗教の目的は何か? 愛をなすところです。その意味からは、宗教の目的はもう終わったと言えます。
■イエス様が地上で聖霊を探し、神様を中心とする四位基台をなして、地上天国と地上天国をなそうとされたのですが、第2アダムのイエス様が十字架で逝かれてから、3日目に復活され、霊的救いだけなして、肉的救いは再臨主(第3アダム)に延長されるようになりました。
■神様は、第1アダムの堕落により神様のみ旨である地上天国と天上天国がなされませんでしたが、イザヤ書46章11節のみ言「わたしはこの事を語ったゆえ、必ずこさせる。わたしはこのことを語ったゆえ、必ず行う。」のように、第2アダム(※)を通じて、アダム家庭において失われてしまったことを探し出そうとされました。
・第2アダムの根拠となる聖句は、コリント第一の手紙第15章45節より「最後のアダムは命を与える霊となった。」これはアダムを通して救いが行われることを示しています。
■霊肉の救いをなさなければならない再臨主は、蕩減復帰摂理歴史により、6000年ぶりに第3アダムとして来られて、アダム家庭を通じて失った霊肉完全救援摂理の使命を帯びて、この地上に顕現されなければならないのですが、その方がまさに人類の救世主、メシヤ、再臨主として来られた文鮮明先生です。
・第2アダムのイエスが殺害され、6000年ぶりに第3アダムが生まれました。そして人類の救世主、再臨メシアとして来られた文先生です。
■文鮮明先生は第3アダムの資格をもってこの地上に来られました。愛の十字架を背負われ、億万のサタンと争って、勝利して、地上でエバ神、聖霊、母性神を探し立て、神様の願いである聖婚式をされました。
■そして神様を中心とする四位基台をなして、神様を解放釈放して、神様が願われた創造本然の理想(創造本然の血統)の世界をなす使命を持って、そのみ旨を成功させたのです。
■1960年3月16日(陽暦4月11日)聖婚式をあげ、真の父母の日、真の子女の日、真の万物の日、そして真の神様の日を宣布して、神様王権即位式と「天正宮博物館奉献式および天宙平和の王戴冠式」をしてさしあげ、蕩減復帰摂理歴史を完成・完結・完了しました。
・アダム、エバの金婚式は神様の金婚式でもあります。
・真の父母として聖婚式をされ、神様と父母の位置を作った四位基台をなし、神様の完成に至ります。
・アダム、エバは神様にお父さんの名札をつけてあげることができました。神様にはおじいちゃんの名札をつけてあげることが重要になってくるのです。
・四大心情圏、三大王権をなしてあげた。それは誰なのか、ご父母様です。神様の救いの摂理をなしたのです。
・創造本然の理想世界とは、本当は創造本然の血統世界です。神様の「血統」が重要です。聖酒式が神様の血統を守ります。
・この地を離れたときに天国に行きますが、地球上で真の天国に行けるのは統一教(統一教会)の信徒です。
・1960年3月16日(陽暦4月1日)、本来は朝から聖婚式をあげられるときでした。実は、その日に警察が来て連れて行かれ、午後1時にようやく解放された事実があります。これは実は秘話。少なくとも祝福家庭はそうしたことを知る必要があります。
・聖婚式が開かれてから、父母の日、子女の日、万物の日、神の日と制定されました。本来は堕落していなければ同じ一日でした。
・神様王権即位式をした宗教はこれまであったでしょうか。
・真のお父様はどういう方なのでしょうか。私は52年間侍ってきましたが、み言を聞くにつけ、感じることは、み言には人間の考えは一切入っていません。しかし、お父様をみると、姿や生活を見れば完全に人間です。ふと疑問に思ったことがあります。
・釣りにいっしょに行ったときの話。お父様は船の先端で40mぐらい釣り糸を下ろしていました。自分はその時、船の後ろでやっていましたが、お父様の釣り糸と引っ掛かってしまい、釣りの世界で言う“おまつり”をしてしまいました。その時は、本当に怒られてしまいました。
・それで、その後は自分の釣り糸はわざと4mだけしか下ろさないようにしました。それでは魚は釣れませんが、釣る格好をしていただけです。そんな中、「話をしなさい」と言われて、報告しました。報告をしながら、お父様の足をもんでみました。たしかに人は人みたいだと思いました。しかし、み言を語るときは、全然違うのです。み言は人の考えからは発想が出てきていません。
・「天正宮博物館奉献式および天宙平和の王戴冠式」を行い、ニューヨークでも戴冠式もしました。み言定着宣布大会をヨーロッパを含む数十カ国で開催しました。そして、2012年、すべてなした、と4回も祈られ、天上に上がられました。
・私たちは、お父様の聖和式である天暦7月29日(陽暦9月15日)を忘れてはいけません。
・かつて117歳まで生きるんだというみ言を語られていました。それなのに、なぜいち早く行かれるのですかという思いがありました。
・ずっと神様に祈っていたところ、神様から答えが与えられました。それは、この地で神様を解放し、四位基台を完成、サタンを追い出し、この地上で天一国創建を通して、霊界に統一教もあるから、霊界に行かれて摂理をなした方が早いのだ、と答えでした。
■これからは地上で解くことは天でも解かれると語られたみ言のように、地上摂理である神様を中心とする四位基台をなしたので、2012年、2013年を期して、今までの罪悪歴史を真の父母様を中心に本然の立場で回るようにしておかなければなりません。
・2012、13年を期して、悪の歴史を終結、本然の歴史を早く回すという願いです。
・皆さんは過去は、良くない息子でした。しかし肉体だけを大切に残そうとしてもどんな価値があるのでしょうか。
■罪悪の人類歴史を本然の歴史に変えなければなりません。
■2013年1月13日の天一国創建の基元節を分岐点にして、真の家庭、真の氏族、真の民族、真の国家、真の天宙に移転しなければなりません。
■真の父母を軸とし、祝福家庭をベアリングとして、探し出し立てる運動、探し出すチャンピオンにならなければなりません。
・今は天宙的大交差点であると、そのように決意する時です。
・罪悪の歴史を本然の歴史に変えなければいけません。登記移転をした人のもの、今は移転するときです。
・天一国創建の基元節の分岐点として、真の家庭、真の氏族、真の民族、真の国家、真の世界、真の天宙に移転しなければならないときです。
・私たち祝福家庭は、真の父母を軸とするなら、ベアリングにならなければなりませんが、ベアリングとして役割を欠く人は不平を言う人です。肯定的な人は役割を欠かしません。
・神様は本性相と本形状の中和的主体であり、本陽性と本陰性の中和的主体でもあります。一言で表現すれば無形の神様です。
・本性相=愛、本形状=エネルギー、だから皆さんの中にも愛が入っていて、エネルギーが入っています。男性と女性、本質は愛、神様が作ったエネルギーが根本です。
・最近のことですが、飛行機で移動中のアメリカ巡回のとき、チョンウォンジュ補佐官の隣席に座ったキリスト教の牧師に、統一教会の人だと言ったら、相当にびっくりされたそうです。この手の話は同様にあり、既成教会からは統一教会の人は、どうでも角が生えていると思われていたといいます。
・ところで、日本人はとても立派だと思います。真実を大事にし、読書をよく行い、配慮する心があります。真実とは善であり、読書は訓読の習慣があるということ、配慮する心は「ために生きる」精神に通じるものがあります。だから日本人も選民なのです。
・だから、どんな人に見られてもよいように、よく暮らさねばなりません。これから統一教会員もよく暮らせるようにしてください。ピカピカに暮らせるように。
・神様と霊界との信頼関係を持てば、神様は限りなく協助します。今はまだ精誠が不足しているのです。
・だから「神様、ありがとうございます。」「真の父母様ありがとうございます。」を唱えることが大事です。これはネクタイ一本を買っても同じです。霊界を動員しなければなりません。神様をほれさせ、ほれることが大事なのです。
・礼拝でも積極的に前の方に座ろうというのが、よりよい精誠の心を表しています。後ろでもよいと思うと後ろの方になってしまいます。
・日本の信徒は、全般的に、礼拝に対しては、とても成績はよいです。だからこそ、礼拝に来るときにはいち早く来て、神様をほれさせ、氏族復帰や民族復帰、世界復帰にかけることが必要です。
■伝道して、祝福して、結実させなければなりません。
■祝福家庭・食口は、新氏族的メシヤ活動から、町々のすみずみの家庭までさっと伝道していかなければなりません。
・天宙的交差点にさしかかるとき、冒頭であげたマタイ福音書7章9節「求めよ。そうすれば与えられるであろう」を座右の銘として、実践躬行して、成し遂げていきましょう。
■み言訓読 「マタイによる福音書」第7章7節~12節より
求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば、見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。
あなたがたのうちで、自分の子がパンを求めるのに、石を与える者があろうか。魚を求めるのに、へびを与える者があろうか。
このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天にいますあなたがたの父はなおさら、求めてくる者に良いものを下さらないことがあろうか。
だから、何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもそのとおりにせよ。これが律法であり預言者である。
■み言訓読 「イザヤ書」第46章11節より
わたしは東から猛禽を招き、遠い国からわが計りごとを行う人を招く。わたしはこの事を語ったゆえ、必ずこさせる。わたしはこの事をはかったゆえ、必ず行う。
■み言訓読 「コリント人への第1の手紙」第15章45節より
聖書に「最初の人アダムは生きたものとなった」と書いてあるとおりである。しかし最後のアダムは命を与える霊となった。