5月26日(天暦4月17日)、群馬県片品村にある尾瀬霊園において「第31回 全日本聖和祝祭」が行われ、全国各地の教会にインターネット中継で伝えられました。調布教会でもインターネット中継される映像を通して礼拝を行いました。
聖和祝祭では、AVANTI(アバンティ)のすばらしい演奏の後、西東京教区の小学生から構成される誠愛合唱団の子どもたちの合唱が響きました。
宋龍天・全国祝福家庭総連合会総会長と徳野英治・日本統一教会会長ご夫妻の献花と続き、続いて戸丸廣安・尾瀬霊園園長から年次報告があり、尾瀬霊園をはじめとした霊園入園者の名前が読み上げられました。
その後、主礼である徳野英治会長の説教が語られ、宋龍天・総会長からメッセージが寄せられました。
(徳野英治会長の説教要旨)
・お母様(韓鶴子総裁)は、文鮮明先生の聖和以降、生涯成し遂げようとされたみ旨を引き続き成し遂げたいという覚悟と決意をされている。それまでとはまったく別人のようだ。
・2つの大事なこと。1つめは「伝統の確立」。2つめは「再臨のメシヤ到来の宣布」。
・八大教材教本を中心としたみ言は変わらない。しかしその中にある「天聖経」だけは内容を絞って、新たに付け足したりして再編成し「新・天聖経」とする。講演文を中心とした「平和経」も出される。
・未だに再臨主を知らないで、再臨主を待ち望んでいる宗教がある。私たちは今こそ力強く再臨のメシアが来られていること、霊界に行かれたこと、そして語られたみ言の数々を宣布していかなくてはいけない。
・1973年に読まれた「一心不乱一生懸命」のみ言はまだ成就していない。
・私は2020年まで100万人の信徒を宣言した。しかしお母様は1億人を伝道することを強調された。
・3000名で構成される伝道部隊を先頭にしていきたい。伝道の波を起こしていきましょう。
(宋龍天・総会長のメッセージ要旨)
・伝道部隊の名前を(韓鶴子総裁が)「CIG復興団」と名付けてくださった。
・今は摂理の春。天の父母の理想、真の父母の理想は、父の国韓国と、母の国日本のもとでなされる。
・日韓の一体化を押し進め、日本にいる民団、総連の一体化をなし、2020年のビジョンを押し進めましょう。
くわしくは統一教会公式サイトの次の記事をご覧ください。
●「第31回 全日本聖和祝祭」を開催
徳野英治会長が訓読したみ言『御旨と世界』「一心不乱一生懸命」より
<孤独な道(ホルロキル)を誠を尽くして進む道>
子供たちに対していろいろな手紙を、お母様が涙しながら出す時、先生は、「その涙は神に対してで、子供のために流してはいけない」と何回も言っている。会いたいことはお母様も先生も同じ思いである。だからできるだけ写真も見なかった。真を尽くさなければならない。
先生が言ったことを君たちがやってくれると思ったのに、半年たって、この間の報告を聞いてがっかりした。これではいけない。作戦を変えなければならないし、方向を転換しなければならない緊急事態に入った。再び決意を固めなければならない。
目的に向かって突進するような道を満たさなければ日本は危ないのである。先生が言ったとおりの日本の情勢になった。アジア情勢になった。時間がたつごとに、遅くなってしまう。だから準備をなさない者には勝利は得られないじゃないか。
準備をなすために、七二年から七三、七四年までに五万人以上の基準を必ず突破しなければならない。先生は皆さんに負けない。今も闘っている。先生は今、四十年の闘いの路程を歩んでいる。先生は三十代まで準備時代、四十代まで実践時代、六十までに完成したいと、ちゃんと原理的に組んでいる。一九七七年から一九七八年まで、アメリカに影響する最高の絶頂期と決めている。一人でも行く。君たちが休んでも行く。援助しなくても行く。
今まで「一月に一人」伝道してきた者、手を挙げて。
<一時間を惜しんで勉強し「原理」をパスせよ>
一人もいない。失敗だよ。摂理は人が滅びても、国が滅びても、摂理は残さなければならない。残すために今まで神は働きかけている。一点の家庭基準を、氏族基準を我々は抱えて、先生がそれを保って働きかけている。真剣な問題である。だから一時間が惜しい。
この一時間を努力しなかったならば、数千年が飛んでしまう悲惨な運命が生まれてくる。この一時間、この一瞬が危機に瀕している。
涙ながらに神の摂理に近寄って、神の悲惨なその姿を思ってみた場合に、我々に対して信頼できない神の立場はどんなものであろうか。統一教会が信頼できなかったなら、神は救いを受けることができない。もうおしまいである。それを君たちがいいかげんに考えて、こうでもいいし、ああでもいいと適当なやり方でこれを妨げることがあったとしたら先生は相手にしない。
黙っていればいかにたやすいことだろう。しかし、そうはいかない。果たすべき使命を残している以上は、それを果たすために、嫌と言っても、転んでしまっても、落ちてしまっても仕方がない。正義に立って、正当なことを教えて、命令するのが善の指導者であって、天的指導者としての使命だから仕方がない。
先生はアメリカで平均二時間しか眠らなかった。十二時にみんなを寝かして、それから三時半、四時半まで勉強した。時間がないから寝ない。疲れる暇がない。七年間は寝なかった。みんなは何時間寝るのだ? 六時間寝るのだったら、そのうちの二時間は先生のために費やせ。神のために費やせ。神はそういうところに近づいてくる。余った余分な力でやっても何の効果もありません。誰でもそれはやる。何の条件にもならない。
だからこれからは、実力と実行力をもたない指導者は消えていくよ。邪魔になる。原理には三大裁きがある。真理、人格、心情において裁く。
堕落は三大要件を犯したんだから。先生は成して、あんたたちに教えているんだよ。復帰の道は成して教えるべきであって、成さないで教えるべきであったら、聖書は六千年前にもう既にやってきているよ。なぜか? 原則がある。父母の信仰が立たないから、父母が先に知らなかったから、知るのも父母が先に知らなければならない。父母が先に実行できなかったから、実行するのも父母が先に実行してからこそ、知るようになるのが原則である。だから、原理は先生から、もう成した基準に立っていないと教えられない。
だから、あなたたちは、原理をパスしなければならない。原理をパスして、原理基準に引っかからないような自分となって、それから実体者となって、原理に適用される。しかし、蕩減原則に適用されるそういう者があった場合には、実体復帰はなされません。そういう条件が残った場合には、サタンがいつも私のものだと引っ張っていく。だから実体基準を勝利するには、サタンを正面的に抱えてやれ。